フィリッピンのドゥテルテ大統領が来日している。麻薬者の過激な取り締まりや、アメリカとの決別宣言などで出しは荒々しい。何年か前にマニラに行ったことがあるが、空港は暗くて立っている軍人が怖かった。道も多くが舗装されてなく、犬の糞が放置されていた。夕方は取引先にサン・ミゲルのビールで招待されたが、お開きにはなると、一緒に飲んでいた輩が時速100キロの猛スピードでホテルへ送り届けてくれた。勿論飲酒運転で、生きた心地がしなかった。
そのフィリピンだが、経済は出稼ぎに頼っている。国民の約一割が海外で働いて母国に送金している。日本ではフィリピンパブが有名だが、駐在していた頃、フィリッピン人のおばさんに世話になったことがあった。中々いい人で、仕事は丁寧だしお金にも清かった。ところがある時、洗濯物の中に他人の下着が入っていたことがあった。聞くと洗濯機を借りて、知り合いの洗濯物を洗ったという。そのおばさんはフィリピン社会の成功者だったから、周囲から色々せがまれたらしかった。
またフィリピンの女性は、水商売でなくても独特のけばけばしさがある。ある時、出張で来た女性役員を新幹線に乗せようとしたら、突然行方不明になった。後で分かったのだが、東京駅の公安警察にその道の女と間違えられ連れて行かれた。同じアジア人でも、大統領を含めて、タイやインドネシアとちょっと違う。
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