Thursday, 20 October 2016

パリのヌーディスト公園

BBCのニュースを見ていたら、パリ市内にヌーディスト公園が出来るという。場所はヴァンセンヌの森のドメニル湖(Lac Daumesnil)であった。西のブーローニュの森に比べれば庶民的な地区だからだろうか? それにしてもミュンヘンの公園の一角や、バルト海岸にヌーディストエリアはあったが、これには少し驚いた。
                                            

そもそもヨーロッパは、冬の日照時間が短いことから太陽信仰がある。夏に太陽を求めるのは、生存本能に近いものがある。もう一つはユニセックス化した社会構成だ。ホモ、ゲイが市民権を得て同棲する国である。セーヌ川の川岸には夏になると砂を撒いたビーチが出現するが、昔からここに集まる人はホモが多いと有名だった。今度もその類の人の気がする。健全な男女ならやはり人前で裸になる事は恥ずかしいものである。バルト海の例では、多くは年配者であった。

自身は勇気がなくて体験したことはないが、ヌーディストビーチに行った友人のHさん夫妻曰く、普段ジメジメしている場所が、太陽に晒されるとカサカサになるらしい。一度覚えると、その快感がなんとも言えないと云う。テロ騒ぎで人気が疎らなパリであるが、新し物好きのパリジャン・パリジェンヌのエスプリが伝わって来るような話だった。

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