朝晩に犬の散歩がある。冬は寒いし、夏のこの季節は蚊に悩ませられる。インドネシア産の防蚊クリームで何とか被害を最小に留めているが、やはり犬が用を足している数秒間は鬼門である。それもこれも好きで飼った愛犬のこと、半分仕事と思って続けている。
それでも時々いい事もある。先日も散歩していたら、仕事帰りの女性とすれ違った。「あら可愛い!、撫でてもいいですか?」と聞かれたので、「どうぞどうぞ、これは撫でられるのが大好きです!」と差し出した。愛犬はお座りして、撫でられ易いポーズに入った。「犬が好きなのですか?」と聞くと、「ええ、本当は飼いたいのですが一人住まいなので・・・今日は私の誕生日だったので嬉しい!」と、聞きもしないのに色々話し出した。犬もいい気持になっている・・・こいつもやはりオスだからなのだろうか?と思った。
その昔、その反対の事があった。公園で赤いセーターに長い髪の少女がセントバーナードを連れて歩いていた。ポスターの絵になるような光景に、気が付くと頭を撫でていた。一言二言話す内に、近くに住む人だと分かった。それが縁で映画を観に行ったりもした・・・。
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