初夏の室蘭を訪れた。千歳空港から電車で1時間、鉄の街である。ひと気も疎らで、特急の乗り継ぎに1時間近くも待った。待合室でビールを飲む・・・流石北海道はのんびりしている。
その室蘭だが、ペリーが訪れたというので気になっていた。2度目の来航の際、函館(当時は箱館)から下田に戻る途中に寄った。改めて「ペリー提督、日本遠征記」を読み直してみると、”絵のように美しく魅惑的な海岸線・・・”と記していた。この時の函館の生活描写が中々面白い。
街はさして見る処もなかった。散歩をしていたら、屯田兵を祀った中島神社という寺があったので寄って手を合わせた。夜は居酒屋で八角という魚を食べた。これもさして美味とは言えなかったが、店の親爺がグロテスクな姿を見せてくれた。
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