異動の季節、中には定年を迎え会社を去る人が多い。人生を全うしたとはいえ、やはり最後は寂しいものがある。この気持ちは社長でも、出世しない人でも大差はないだろう。
そんな時、いつも映画「黄色いリボン(原題:She Wore A Yellow Ribbon)」を思い出す。昔の映画だが、ジョン・ウェン主演の西部劇である。定年を間近に控えたジョン・ウェン演じる大尉の物語で、騎兵隊がとても格好いい。その砦に若い女性がやってくるが、彼女の髪に黄色のリボンが付いている。その色が騎兵隊(Cavalry)の軍服と重なり、勇ましい歌いに繋がっている。主役のジョン・ウェンは一度退役するが、功績を認められ中佐で再雇用される。そんなストーリーも魅力になっているのかも知れない。
ところでその黄色いリボンの歌というと、昔流行ったトニー・オーランドの歌(Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree)の方が有名だ。囚人が釈放されて自宅に帰る歌である。ただこれを聞くと、高倉健さんの映画「幸福の黄色いハンカチ」はそのパクリなのだろうか?と勘繰ってしまう・・・。
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