パナマ文書の黒子になったルクセンブルグの銀行ってどんな処なのだろう?ルクセンブルグは、ドイツ、フランス、ベルギーに囲まれた小さな国である。人口は50万人程度で、多くの労働者は電車で近隣諸国からやって来る外国人である。だから夕方仕事が終わると国に帰って行く。
昔その銀行に行ったことがあった。銀行と言うと立派なビルを思い浮かべるが、多くは普通の民家風だった。扱う会社がペーパーカンパニーと言うだけあって、至ってシンプルな構えである。今では少し近代的になったかも知れないが、こんな処に例えば北朝鮮の金正日の財産の半分が眠っているなんて、正直想像も出来ない。
近くには、マルクスの生家があるドイツのトリール(Trier)、第一次大戦の激戦地、フランスのベルダン(Verdun)、第二次大戦でバルジの戦いで有名だがベルギーのバストーニュ(Bastogne)などがある。いずれも車で走れば一時間足らず処だ。国境の街(国)は、形を変え強かに生き続けている。
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