Pubの話
Wednesday, 23 March 2016
バルカン半島の旅
少々古い本になるが、和久峻三の「逃亡空路」は面白い小説だ。まだ東西が分断されていた時、チェコから西側に亡命する話である。それを日本企業の乗っ取りと絡めうまく纏めている。その舞台の一つに、ルーマニアのママイア(Mamaia)が出て来る。勿論行ったことはないが、黒海に面したリゾート地だという。
ルーマニアはチャウシスクやドラキュラ伯爵で有名だが、今まで中々行く機会がなかった。東欧は空の便が不便だし、何か物騒な先入観があった。ただある人から現地のZeteaというリキュールを貰ってから、ずっと気になっていた。そこでこの夏、思い切って行くことにした。
地図を見ると、ルーマニアはブルガリア、モルドバ、マケドニアなどの隣国に接している。ヨーグルトやワインも美味しそうだ。また黒海沿いに進めばウクライナのオデッサに出れる。暫くはミシュランを片手に、バルカン半島のルート研究に明け暮れしそうだ。
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