Sunday, 31 January 2016

Heaven Hillを飲みながら

安くて美味しいウィスキーと云えば、何といってもバーボンのヘイブンヒル(Heaven Hill)である。名前も沙流ことながら、ボトルがスマートで気に入っている。云うまでもなく、ウィスキーのスペルには、Whisky とWhiskeyの2つがある。前者はスコットランド産、後者はアイルランド産である。バーボンのスペルはWhiskeyなので、ケンタッキーはアイルランドの移民なのだろうか?

ウィスキーは元々麦から作るが、アメリカに渡った英国人はトーモロコシで代替するようになった。そうして生まれたのがバーボンウィスキーだが、似たような話が七面鳥である。そもそもヨーロッパでは目出度い時には鴨を食べる習慣があった。今でもレストランの高級鳥料理と云えば、まず鴨(キャナール)である。その鴨だが、アメリカには居なかったので移民は七面鳥で代替したという。

これも蘊蓄だが、アメリカの国鳥は白頭鷲(Bald eagle)である。当初はその七面鳥を国鳥にしようという意見があったが、七面鳥は一夫多妻だったことが分かり、国鳥の資格から外されたという。

Saturday, 30 January 2016

マルタ島へ

そのシシリー島からフェリーで南に2時間程行くと、マルタ島に着く。地中海の浮かぶ人口40万人の孤島だ。ちょうど地中海の入り口に位置している関係で、歴史が凝縮している。

対岸のアフリカは今のチュニジアだが、かつてのカルタゴだったり、中世にはオスマン帝国が攻め寄せた。騎士団が守ったことから、島は今でも要塞のようだ。塩野七生さんのヴェネチアを描いた海の物語にもよく登場するので面白い。その軍艦島のような街並みが、また一層旅情を掻き立てている。
 
日本との関係も深いようで、第一次大戦下に、日本海軍がイギリス軍を助けにやって来た。その時、ドイツのUボートに沈められたことは知っていたが、後で戦死した日本兵の墓があると分かり、お参り出来なかったことを悔んだ。また先日映画「海難1890」を観ていたら、座礁して救助されたトルコの船員に、暫くして東京からやって来た日本海軍が、「我が方の軍艦でお国までお送りします」と云う。まだ明治維新から左程時間も経っていない時代だったが、昔の方がスケールが大きかった気がした。

Wednesday, 27 January 2016

Mafia in WWII

I have a German friend. We used to discuss that German and Japanese are common sense of culture that both are strict for time keeping and social discipline. Although both are defeated nation, their economic recovery were tremendous due to the industrial power. The manufacturing culture might have closely related to this sense.


In WWII, both concluded Tripartite Pact between Japan Germany and Italy. But we jokingly say that we would fight just us next time without Italy. Italy was too weak. I wonder why Italy lost fighting spirit ?

Reading a book of Sicily mafia, I found that american mafia landed prior to the disembarkation of allied force and persuaded Italian soldier to go back to home. Now I understood. Italian mafia was stronger than nation.

Tuesday, 26 January 2016

Sicily mafia and cash

I am interested in reading a book of Sicily mafia. Don Colreone is famous for the movie The Godfather. I have a nostalgia for the trip to Sicily that made me so visualize 4 years ago. Sicily was very beautiful island with its natural environment and historical spots. People were also so exotic. I saw old Arabic white dress men, prostitute waiting for track driver and mafia style men gathering in the evening.


During the traveling, I had a trouble for the payment. Most of the Hotel, Bar and restaurant were not allowed to have used a credit card. They accepted only cash. It was not normal and the same thing happened when I visited Kokura in Japan.

Kokura city located in north Kyushu island was industrial area and also famous for Japanese mafia (Yakuza) basement. There was no Chinese restaurant as Mafia put them away with grenade the other day. Kokura was also lucky for the citizen as it was original target for atomic bomb by B29. It was Kokura but pilot changed to Hiroshima due to the cloudy weather. Both Mafia prefer cash as they don't like to leave the evidence.

Monday, 25 January 2016

Match-fixing for tennis

I got a big shock that there was match-fixing at professional tennis tournament. What’s 16 players in top 50th in decade were suspiciously related ! If it were Boat race, Horse racing, Football etc., I can accept it but why tennis?

An Australian Open is going on this week. If Federer vs Goffin and Djokovic vs Simon were bets on match, no one would see it.

It was not a match-fixing but temptation of money. When I participated tennis tournament the other day, my opposition asked me to bet the car own, He was a rich accountant and it was half joking. His car was new BMW and my car was 30 years old Mitsubishi in contrast. I hesitated to say yes as this kind of play would not suit to the sportsmanship. Then play started and I finally won. I am ashamed to say that I regret not to have accepted this trade even now.

Saturday, 23 January 2016

接待禁止なので

「折角遠方まで来られたので、今夜は如何でしょうか?いい店があるんですよ!」、「そう言われても接待禁止なので・・・」。「遠いので駅まで送っていきましょう」、「でも送迎は駄目になっているので・・・」、兎角この手の会話が多い。そこで出るのがコンプライアンスだ。

誰に聞いても歯が浮いたようで、何それ?の世界だ。日本人だったら、嘘はつかない、信義を重んじ、忠誠を誓えと言えばいいのに・・・。外来用語は政治家のアカウタビリティーやマニュフェストも同じだ。一見切れ味はいいが、切った後の人間関係はズタズタになってしまう、何より誰の心にも響かない。

そんな白けた中で一億総活躍をやろうとしている。皆がどうしたら元気になるのか?それは単純なことだが、常々酒を飲むことだと思っている。官民、取引先、融資先等々、昔のように必要と思えば膝を突き合わせる、そのために交際費、接待費を復活させればいい。政府は税控除を青天井にして後押しすれば、銀座は蘇りタクシー会社が潤えば段々お金が廻っていく。何より企業の内部留保が人的投資に向かう、そんな日本人の心に訴える発想だ大事だ。日本人は単一民族なので、日本の流儀がいい。そろそろノーパンしゃぶしゃぶのトラウマから解放される頃だ。

Wednesday, 20 January 2016

大丸の焼き討ち事件

先月の日経新聞の「私の履歴書」は、大丸の奥田社長だった。デパートに行けば綺麗に商品が並んでいる世界しか知らない者にとって、生の話で中々面白かった。その大丸だが、記事には出ていなかったが、1970年代にジャカルタで大丸焼き討ち事件があった。時の田中首相の訪イをきっかけに、トヨタなど日本の会社が狙われた反日事件である。最近、中国でイオンなどが襲われた事件に似ている。

ただその頃のジャカルタはのんびりしていた。泊まったホテルは中心街だったが冷房はなく、外から戻ると水を浴びて涼を取った。食事も数人のメイドが部屋には運んできて盛り付けしてくれる。移動はベチャ、今もあるかも知れないが輪タクだ。ジャカルタ空港も掘立小屋で窓が無く、ぷーんとヤシ油の臭いが漂っていた。

インドネシアは元来親日的な国だ。事件を起こした学生リーダーも、暫くして来日したが普通の学生だった。浅草のストリップ小屋に連れて行くと、イスラム教の戒律から解き放されたのか大変な騒ぎになった。今から考えると、事件は子供の反抗期の一コマに思える。

Tuesday, 19 January 2016

40年前の台湾

台湾と聞くと、王貞治やテレサ・テン、最近ではやはり歌手の一青窈を思い浮かべる。隣国なのに普段はあまり接点がない国だが、とても親日的な国民性だと聞いている。かの李登輝総統の「武士道」も、日本人以上に日本的だったりした。ある外交官が「ここなら骨を埋めてもいい」と言っていたのを思い出すが、行ってみると外国のような気がしない。町並みは極めて日本的で、沖縄、石垣島のような感覚だ。

その台湾だが、初めて訪れたのが今から40年以上前だ。まだ国交が無かった時代だが、香港から日本に帰る飛行機がエンジントラブルを起こし、台湾の空港に不時着陸した。結局その日は飛べないことが分かったので、機内の人は警護の元、バスで近くのホテルに運ばれた。

後で分かったがそれは有名な温泉で、食事が終わるとゾロゾロと若い女性が入って来た。気が付くと壁際に座っているこちらを見ている。その内おばさんがやってきて、「どの子がいい?」と聞かれた。まだ学生でお金もないので断った。翌朝又同じ場所で食事をしていると、昨夜仕事をした女性達が肩を落とし、一人また一人と玄関から出ていくのが見えた。それは何とも哀れな姿だったが、台湾と聞くと当時を思い出す。

Saturday, 16 January 2016

台湾の総統選

台湾の総統選が終わり、予想通り民進党の蔡英文氏が選ばれた。香港を見て、中国の1国2制度が怪しいものと思っている人が多かった結果だろうか。

台湾は長らく日本の統治下にあった。そのため日本と関係が深い地名が残っている。有名な「ニイタカヤマノボレ」の新高山は、今では玉山と云うが、当時は富士山を凌ぐ日本一の高さだった。軍の飛行場「台北松山飛行場」は何故か四国の松山と名前が重なっている。終戦末期に南方から飛んで来て、最初に辿り着けたのはこの台北の空港だった。

台湾は戦後に大陸から国民党が逃げてきた人が多い。シンガポールも海南島(ハイナン島)から逃れて来た人の国だし、世界各地にあるチャイナタウンは、言ってみれば中国の歴史そのものだ。今更大陸に戻る人はいない。今回の選挙も、若者が何か臭いを感じた気がする。

Friday, 15 January 2016

入山峠のバス事故

スキーバスが横転し、多くの若者の命を奪った。場所は国道18号の入山峠を超えた直後だった。碓氷峠からの登りは、対向車が凄いスピードで降りてくるから緊張する。また登りの2車線は、大型トラックの追い抜きがあるので、対向車と3台が重なると怖い。そして辿り着くのが入山峠である。ここでホッとする。

入山峠まで来ると、軽井沢の交差点は直ぐだ。5分も掛からないだろう。真っすぐに400~500m程続く下りを過ぎ一度右にカーブし、そして左にハンドルを戻すと平地に出る。昔このバイパスが有料だった頃、料金所があった処である。今回事故を起こした地点は、その最後に左に曲がる地点で傾斜は緩やかだし、カーブも左程キツくない。だからどうして、何があったのだろうかと思ってしまう。

一瞬のことに、それまで元気だった学生のことを思うと気の毒としか言いようがない。

Wednesday, 13 January 2016

オバマ大統領のゴルフ

正月に、元NHKのジャーナリストである手嶋龍一さんの本を読んでいたら、オバマ大統領のゴルフの話が出ていた。大統領は大のゴルフ好きで、年間30回以上をラウンドするという。腕前も80台で、ティーショットは決して曲がらないらしい。そう言えば身体は良くシェープアップされている。

激務の中、どうやって時間を作っているのかと思ったが、ゴルフ場は近くにあるようだ。例えばワシントンDCのアンドリュー空軍基地には54ホールのゴルフ場があるので、ホワイトハウスからヘリコプターで直ぐだ。スイスイと廻れば2時間ちょっとでラウンド出来る。

今更だが、日本のゴルフはお金と時間の掛け過ぎだ。日本のゴルフ場はアメリカ、イギリスに次いで世界第3位、その数は2400コースもあるのに需給がアンバランスだ。加えてゴルフは紳士のスポーツでジャケット着用とか、豪華な義務化された食事など、未だに古い体質が残っている。もっと草ゴルフ化すると、誰でもオバマになれるかも知れない。

Tuesday, 12 January 2016

剛力彩芽のコアー!

運動は必要だが、中々体を動かすのは億くうだ・・・そんな人にピッタシなのがワンダーコアである。今盛んにテレビや新聞で、剛力彩芽さんが宣伝している商品だ。「倒れるだけで腹筋コアー!」と彼女が叫んでいる。

騙されたと思い買ってみた。腹筋運動は持ちあがる時に力がいるのが難点だ。その点、負荷なく続けられる優れものだ。出っ張ったお腹が段々凹んでいく。それも一杯飲んだ後、テレビを見ながら出来る。

その剛力彩芽さんだが、先日直に見るチャンスがあった。噂に聞いていた通り細目、爽やかでキュートな感じはテレビのイメージは通りだった。正に健康器材にはピッタリのキャラだ。普段は馬鹿にしている通販、いつの間にか宣伝ブログになってしまった。

Saturday, 9 January 2016

ベルツ博士の温泉紀行

暖冬とはいえ、やはり温泉が恋しくなる季節だ。思い立って水上温泉を目指した。東京から車で2時間、高崎駅でローカル線に乗り継ぐこと1時間、朝の10時に自宅を出ると、昼過ぎには温泉に浸かれる。群馬は随分と便利になったものだ。

でも昔の人はどうしていたのだろう?以前、「ベルツの日記」を読んだとき、明治時代の温泉紀行が載っていた。ベルツ博士はドイツから東大に招聘された医学者である。今でも草津にその名が残っているが、当時の日本は急激に西洋化されたため、自信を失う日本人が多かったが、その中で日本の素晴らしさを見抜いた一人だった。そのベルツ博士が明治13年(1880年)の8月に伊香保温泉に行った。

東京を夜中の2時に発ち、馬車で前橋に着いたのは朝の7時、そこから人力車に乗り換え伊香保に向かい、午後には着いている。関越道が出来る前、18号線を車でスキーに行ったことがあったが、殆ど同じようなスピードに驚いた。今も昔も温泉は人を惹きつける。

Tuesday, 5 January 2016

ファーバーカステルの万年筆

年賀の挨拶に久しぶりに取り出した万年筆があった。10年ほど前にドイツの会社から貰ったファーバーカステル(Faber-Castell)である。最近はパソコンで済んでしまうので、字を書くことは難儀する。

そのファーバーカステル社であるが、暫く前に創業250年を迎えた記事が出ていた。ドイツのバイエルン地方の都市、ニュールンベルグがその発祥の地である。今や世界に7000人の従業員を抱える地元の名門企業だ。ただ戦争中は大変だったようで、先代の最初に結婚した女性がユダヤ人の血統だったためナチスに目を付けられた。2人はやがで離婚したが、子供への迫害は続いた。そんなこともあってか、当主だった伯爵はスタッフェンベルグ(Claus on Stauffenberg)と親交があったようだ。

スタッフェンベルグはバイエルン地方の貴族で、ヒットラー暗殺を企てた高級将校である。その辺は映画になったり、「知られざるドイツ(Secret Germany)」という本に良く書かれているが、彼の騎士精神はバイエルンの風土と無関係ではないようだ。ニュールンベルグは戦後の裁判が開かれた場所として有名だが、それはナチスへの聖地だった報復の意味もある。万年筆に触れると、ドイツの会社の思い出や地元の歴史が蘇る。

Monday, 4 January 2016

青木の五輪書

宮本武蔵がどんな剣士だったか、知る由もない。ただその五輪書は、今や世界の人が読んでいる。

エストニアのパブ仲間だったTさんもその一人だ。本人はさして武道とは無縁の人だが、武蔵の五輪(英語版)をいつもカバンの中に入れていた。いつか見せてもらったが、何度も読み返したらしく、ボロボロだった。長く閉ざされた冬の日々を、これで凌いでいた。いつぞや、「それのどこがいいの?」と聞いたことがあった。すると、「ムサシ、ヒュ!」と言う・・・。どうやら一瞬に掛ける極意が気に入っていたようだ。

私の場合は、青木功のゴルフ五輪書が身近だ。例えば地の巻では「ゴルフは大地をしっかりと踏まえ・・」から始まり、火の巻では「勝負勘は練習のみでは養えず、実践を重ねてこそ磨かれる」とか、
風の巻は「安全なるゴルフは細心・綿密な計算、大胆なトライ・・」と説いている。恥ずかしながら、本物の五輪書よりもこちらの方がピンとくるから困ったものだ。

Saturday, 2 January 2016

Djokovic overcomes Musashi?

2016 has begun. It’s a national holiday this week. I have nothing to do except drinking. I saw a classic movie on TV that was “Miyamoto Musashi : Duel of Ganryu Island”. Nakamura Kinnosuke, old Japanese actor, was nice to have played. Musashi, 17th century Samurai, is famous for 2 swords user who cut in two with single stroke. He was not only a swordsman but also a spiritual Samurai. I have a lot of friends who are reading his Five Rings. Cut by heart not a might!, that he emphasized.

One day before the duel, he didn`t eat a lot. The hotel owner asked him why you didn`t eat. He told that the fat would make him slow his move. After all he won the match against Sasaki Kojiro in short time.

I remember the book of “Serve To Win” by Novak Djokovic who is a NO1 tennis player in a world. He is keeping top position for long time although Nishikori challenged him many times. Djokovic never eat bread and pasta nor drink beer. His team mates are controlling him. I wonder Djokovic overcomes Musashi?