紅葉の終わるこの時期、今年も赤城の温泉に泊まった。一緒に行ったのは同僚のTさんだった。今回はTさんが宿を探してくれたが、「どうやら宿は混浴らしいですよ!」と云うではないか!
期待を込めて宿に着くと、如何にも田舎っぽいお婆さんが、「東京からお越しですか?」と出迎えてくれた 。早速温泉に飛び込む。湯舟は1つなのに、何と脱衣所は男女2つありTさんの言った通りだった。湯舟は2-3人入れる程小さく、斯くしてロマンを待ち続けた。ところが待てど暮らせど誰も入ってこない。不思議に思って女将に聞くと、何と「今日はお客さん達で貸し切りですよ!」と言われた。
赤城といえば、有名なのは「赤城山も今宵限り・・・」の国定忠治である。どんな人かと思って調べてみると、何のことはない地元のヤクザだった。強気を挫き弱きを助けるがモットーらしいが、実の処はどうだったのだろう。それにしても今でも寂しいこんな山奥で、彼は一体何をしていたのだろう?
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