Sunday, 22 November 2015

大阪は好きでないけど

大阪には何度行っても土地勘が残らない。誰かに「それは好きじゃないからだよ」と言われたが、そうかも知れない。街はガサツでドブ川の匂いがする。何より大阪弁は性に合わない。まるで喧嘩をしているようで、気のせいか女性は誰もが辻元清美に見えて来る。

そんな中、ある本に大阪の地名の話が載っていた面白かった。例えば大阪と梅田、どちらも同じ場所なのに併存している。どうやら大阪は官製、梅田は民製らしい。また西中島南方も2つの街をくっ付けたもの。難波もナンパから来たと思っていたが、こちらは浪速から転じたものらしい。斯くして大阪人は昔の地名を譲ろうとしないが、東京では簡単に融和し新しい地名に替えてしまう。二本の橋が日本橋、国分寺と立川が合わさって国立・・・。

「山手線が混んでいる時、入り口から動こうとしないのは大阪人だ」と、ある大阪出身者が話していた。田舎っぽい一方で、変に自信がある文化はどこから来たのだろうか?この地名の由来が縁で、少し興味が出て来た今日この頃である。

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