シリアからの難民で欧州は大変な事になっている。ドイツだけでも既に10万人の受け入れが決まった。一口に10万人と言っても、坂戸市や伊勢原市に相当するから大変な数だ。それを即断するする処が凄い。
ドイツのメルケル首相はポーランド、フランスのサルコジ元大統領もハンガリーからの移民の末裔である。フランスはアルジェリア、ドイツはトルコ、オランダはインドネシアからの移民なくして今日の繁栄はなかった。だから他人事ではないのだろう。
最近、埼玉でペルー人が6人を殺害する事件が起きた。ナカダという名に、祖父は日本からペルーに移住した末裔だった。日本に来ても日本語が話せないと経済的に自立出来ない・・・その現実は厳しい。ドイツに渡ってもドイツ語が出来なければ異邦人だ。親は自身を犠牲にし、子供を現地の学校に通わせ一人前にする。その気が遠くなるような辛抱があって初めて移民は受け入れられる。大変なのはこれからだ。
No comments:
Post a Comment