Sunday, 30 August 2015

ナチの黄金

先週のル・ポアン誌に、ナチの黄金の話が載っていた。場所はポーランドのチェコ国境に近い田舎だが、現在宝探しが続いているという。

話は、終戦末期に2両のドイツ軍の貨車が立ち去ったところから始まる。中身は大砲のようにも見えたが、これが黄金ではなかったかというのだ。発見されたのはこの貨車だった。2Kmに渡る引込線や、近くにドイツ軍が司令部として使っていた城があり、その地下50mに避難所があったことが背景になっている。

それにしても戦後70年経っているのに、ヨーロッパは過去が突然昨日のように蘇る。今年になってからもスイス国境に住むドイツ人宅から大量の横領絵画が発見されたり、アウシュビッツ収容所で経理担当だった男が捕まった。ジャック・ヒギンズの小説に出てくる世界のようで、興味は尽きない。

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