先日友人宅に食事に呼ばれて行くと、珍しくいい音楽が掛かっていた。すかさず「ワーグナーですね!」と褒めると、「良く分かるね!」と言われた。オペラ、ニーベルングの指輪の「ラインの黄金」であった。
私は全くの音楽音痴で楽譜も読めないが、有名なクラシックを聴くと結構分かる。高校生の頃に音楽好きな友人がいて、彼に連れられ良く上野文化会館の視聴覚室に通ったからだ。当時はレコードだったが、指揮者とオケを選んで良く聴き比べした。
ワーグナーは長くて退屈だが、大学の入学式は「ニュールンベルグのマイスタジンガー」、映画「地獄の黙示録」もワーグナーのワルキューレだったり、結構身近な音楽だ。バイロイト音楽祭は、あの裁判で有名なニュールンベルグの隣町である。連合軍の爆撃で街の大半を消失したが、今では復元されている。ワーグナーを支援したルートビッヒ2世のノイシュバインシュタイン城も近くにあり、中世ドイツを彷彿させる地域だ。そんなことを思い出した。
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