北朝鮮が戦争モードに入ってきた。対岸の火事ではないが目が離せない。北の挑発に対し、南はプロパガンダで応戦している。金正日はこれが気に入らないようだが、改めて戦時状態が続く凄い隣国だ。
南北の非武装地帯、所謂38度線には今まで2度訪れた。最初は1975年だった。外国人のみを乗せるバスが板門店の兵舎、捕虜を交換する橋を廻って帰って来るコースだ。目と鼻の先に北の兵士が見え怖かった。橋を渡れば北朝鮮だ。二度と帰って来れない正に帰らざる河であった。2度目は2006年だった。この時は北が掘ったトンネルを見た。38度線の下に何本も掘られ、戦車も通れる大きなものだった。今では観光客用にトロッコが用意されていた。
時は経たが緊張感は今も昔も変わらない。思えば戦後の日本経済はこの朝鮮戦争の特需で大きく蘇った。今回は中国が背後で操っているようなので事態は複雑だ。これからどうなるのだろう。
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