Wednesday, 29 July 2015

南仏に泊まる中東の金持ち

南フランスも夏本番、コート・ダ・ジュールの海岸には今年も世界のお金持ちが押しかける。そんな中、先週サウジの79才になる王様が1000人のお連れと共にやって来たという。場所はカンヌ近郊、かつてエリザベス・テーラーやチャーチルも泊まった高級宿である。近くのヌーディストが多いビーチを閉鎖し、国王に砂が付かないようにと木製の歩道やエレベータを設置したという。地元のひんしゅくを買い、10万人がクレームしているという。

思い出したのは、やはりカンヌのネグレスコと呼ばれる高級ホテルの話だ。昔やはり中東のお金持ちが大挙して泊まった時だ。多くは家族・親戚だったが、中には愛人もいた。時を見計らって主人はこっそり部屋を抜け出し、愛人の処に行く。良く奥さんに晴れないかと心配になるが、そこはお付きが上手く手配するらしい。「家政婦は見た」ではないが、うちに出入りしていたフィリッピン人のメイドが面白おかしく話してくれた。

流石ハーレムの国だけあって、旅のスタイルもちょっと変わっている。

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