今から10年ほど前だったか、カービング・スキーが登場した。それまで難儀していたスラロームが、急に上手くなった気がした。身体を傾けるだけで簡単に曲がれるようになったからだ。正にスキー用具の画期的な発明だった。ところでそのカービングだが、英語は曲がれるから当然Curvingと思っていた。処が同僚のH君が「辞書にはCarvingと削る意味もありますよ?」と言うではないか。調べて見ると彼の言った通りであった。
そうかと思えば、このブログでも紹介したストークスの話をしていた時だった。「中々面白い本ですよ」と仲間に話すと、一人が「それはコウノトリの意味だね」という。普段英語と無縁な人だけに意外だったが、これはストークス氏はStokes、コウノトリはStorkと全く関係がなかった。
昨日はアフリカの話が弾み、ナイジェリアやニジェールは黒人を指すニガー(Niger)が語源という蘊蓄があった。真偽のほどはともあれ、所詮は外来文化、点と点が繋がりそうになるだけで盛り上がる。
No comments:
Post a Comment