今年も「内閣、桜を見る会」に呼ばれた。昨年に続き、天気にも恵まれ最高の八重桜であった。場所は新宿御苑、一般客が来る8時半から10時半を貸切る。環境庁が手を尽くした庭園は、それは見事だ。これぞ税金を払っている見るお零れである。そしてSP、日頃警察姿は敵対視しがちだが、今日ばかりは自分を守っている。そんな体験は滅多にないだけに、これなら税金を払ってもいいかなという気分になった。
花見に欠かせないのは本当の華である。公平性を期すためか、昨年来たAKBに代わり今年はももクロが呼ばれていた。余りの遠巻きに誰がいるのか殆んど分からなかったが、吉田羊の和服姿は流石女優だった。その他、飯島秘書官、高村副総裁、公明党の市川さん、高橋英樹・・・国会議員が地方から上京している支持者との写真撮影に興じていた。
近くに目を転じると菅官房長官がいた。お願いして写真に収まってもらうと、握手の手を差し伸べてくれた。思わず「官房長官、応援させて頂いています!」と言ってしまった。その瞬間頭が真っ白になって、何を言われた分からない。こんな体験は初めてだった。何か魔法に掛かったようで、「言われればどこにでも行きます」の心境になった。国のために命を捧げると言うが、これかと思えた一瞬だった。
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