今年もミシュランの星付けが発表され、パリのルドワイアン(Ledoyen)が初の三ツ星に輝いた。シェフのヤニック・アレノ(Yannick Alléno)氏の嬉しそうな写真が載っていた。
すっかりパリのガストロノミーとは無縁になってしまったのであまり語る資格はないが、ルドワイアンはシャンゼリゼ通りに面し、ルーブルに繋がるチュエルリー公園とコンコルド広場近くの、正にど真ん中に位置するレストランである。初夏の日差しに美しいテラスで食事するのに打って付けである。今まで2つ星に甘んじてきたこと自体、とても不思議な気がする。これを機会に「改めて食べに行ってやろう!」というパリジャンの空気が伝わってくる。
ところでそのミシュランガイド、日本でも暫く前から赤本が出され星の数は本場フランスを凌いでいると言う。同誌によれば、世界の美食の街No1は東京、2番が京都、そしてパリは3番という。東京では殆どお世話になったことが無いだけに、その利用価値についてかねがね疑問だが、それだけ美味しいものが身近にある証拠だろう。
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