Sunday, 1 February 2015

諏訪の雪景色

寒い冬は何といっても温泉に限る。遠路遥々、湧き出る湯に浸かる瞬間は正に極楽である。食事をし一杯飲むと、一年分の疲れがどって出てくる凄い力がある。

先週は茨城の袋田温泉、今週は茅野に行った帰り上諏訪温泉に寄って見た。諏訪は早朝から降り始めた雪で諏訪湖が半分白くなり、諏訪大社も神秘的だった。太古から湖の近くに信仰が開けたのは京都に似ていた。一方で建造物は1600年代から1800年代後半だから、海の向うではクルムウェルやフランス革命の時代だった。それを思うと然程昔ではないような気分にもなった。

地酒は何といっても真澄が断トツで旨い。麗人は癇にすると引き立つが、高天や御湖鶴は今一だった。帰りは中央本線の特急「あさま」である。新幹線のような緊張感もなく、座席のスペースが広い車内は極めて快適である。何より南アルプスや富士山が左右に流れるのがいい。

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