週末、フランスで恒例のミスコンが拓かれた。今年は北パ・ド・カレー出身の女性が栄冠を射止めた。ただネットの下馬評では3位になったコート・ダ・ジュール代表が人気が高かったという。また2位になったタヒチ代表も、3回続けて2位に甘んじたらしく、こちらも話題になっている。
優勝したカミーユは20歳の学生、33人の候補の頂点に立った。投票はネットを含めて行われたが、その集計が物議を醸し出した。背景に人種差別があると言うが、昨年の優勝者は有色だったことを思うと本当の処は良く分からない。人種のるつぼのフランスでも、いざという時にルーツが議論になるようだ。
かと思えば、フランスでは自由の女神に代表される、典型的なフランス女性"マリアンヌ"の選考もある。こちらは白人に限っている。日本でもミス・インターナショナル、ミス・ワールド等々あるように、美の世界はどこもいくつかのジャンルを設けている。所詮は主観の世界、そうしなければ喧嘩になってしまう。
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