Monday, 24 November 2014

ウガンダの鍋

月曜日は「ナゼそこに日本人?」のTV番組が面白い。いつも世界各地で波乱万丈の人生を送っている日本人を紹介している。登場する日本人は、誰も偶然の成り行きである。見ていてとても他人事とは思えない。ひょっとして自分のそうなっていたかも知れない・・・そう思うからだ。

今日はウガンダの鍋の話だった。電気もない寒村で、日本製の鍋が電気を作り、携帯電話の蓄電に役立っているという。キャスターの梅宮辰夫が「ノーベル賞ものだ!」と言っていたが、その通りの話だった。100年に一回の大発見より、こうしたアイデアがどれだけ人の命を救うのか、改めてそれを作った日本人って凄い!と思った。

ウガンダと言われてもピンとこないが、隣国ルワンダでは長年内戦が続いた。1970年代だったか、日銀から出向した服部さんという人が「ルワンダ中央銀行総裁日記」という本を書いた。これから発展しようとした矢先だったが、その後民族紛争が起きた。100万人が殺害されたジェノサイトである。映画「ホテル ルワンダ」でもその一面が紹介されていたが、ウガンダも所詮アフリカで似た環境だったのだろう。そんなウガンダで日本製鍋が頑張っている。

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