博多で4時間も時間を潰すことになった。快晴の中、こんな時はテニス日和なのにと悔いた。だったら昼から飲むか!とばかり、博多駅の寿司屋に入った。一つ二つツマミ、カウンター越しに「時間が余っちゃって・・・」と言うと、おばさんが「それなら映画がいいよ」と教えてくれた。今の博多駅にはシネコンがあるという。近くのエレベーターに乗ると大きな映画フロアーがあった。
観たのは「ヘラクレス(Hercules)」、ギリシャ神話に出て来る英雄の話だった。やや稚拙な感じがしたが、時間を潰すには持って来いだ。意外と発見もあった。例えば日本語ではヘラクレスと書くが、英語ではハーキューリーと発音していた。そういえばどこかで聞いたことがある名前だ。そして舞台はマケドニアである。マケドニアと言えば、昔流行ったシュワルツェネッガー主演のコナン・ザ・グレード(原題はConan the Barbarian)の舞台もマケドニアであった。どちらも力持ちをテーマにしている作品だ。名探偵コナンの名前もそこから来たのかと思ったが、こちらはコナン・ドイルから借用したようだ。
ともあれ博多でヘラクレスに会うとは思わなかった。
No comments:
Post a Comment