Friday, 10 October 2014

マララのノーベル賞

古くからの友人にA君がいる。彼のお嬢さんが芸大を出てソプラノ歌手になった。いつぞやそのリサイタルに招待されて行ったことがあった。本当に娘さん?と思える出で立に驚いた。A君にとっては自慢の娘、そのに至る過程も大変だった。何より海外留学費が大きかった。ただ功あってヨーロッパの小さなコンクールで優勝した。それが箔になりその日を迎えたようだ。A君は今ではマネージャーのように、娘のチケットを売っている。

今日はノーベル平和賞が決まり、パキスタンのマララ(Malala)が受賞した。彼女は女性教育を訴えたのが評価されたらしい。安倍さんではないが平和賞は極めて政治的だ。かつての佐藤首相の時も驚いたが、今回は憲法9条が候補になっていたと云うから、それに比べれば極べれば妥当な選択だった。

受賞はその後の人生を大きく変える。マララはまだ17歳、ノーベル賞の重みは大きいから、これからの人生が大変だ。

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