千葉で早朝ゴルフがあったので、週末は五井に泊まった。五井は京葉工業地帯の城下町、仕事では何度か降りたことがあったが、泊まるのは初めてだ。
駅前はガランとしていて、商店街らしき街並みがない。ホテルまでの道が分からず、道行く人を呼び止めるとアジア人の人だった。流暢な日本語で教えてくれた。そう言えば、以前入ったレストランも中国人家族で賑わっていた・・・ここには多くの外国人労働者がいるようだ。
して辿り着いたホテルは街道の一軒家、陸の孤島だった。辺りを歩いていると、居酒屋の看板が目に入って来た。確かに居酒屋と書いてはあるが、アルミの門扉はどう見てもスナック風だった。他に店もないので勇気を出して入ってみると、何人かの客が飲んでいた。隅に座り一息入れたところで、「ここって何か変だね」と隣の男に聞いてみた。すると作業員風の人は、「この辺は暫く前までスナック地帯だったが、風俗条例が出てから居酒屋に変えたんだ。警察がしょっちゅうやって来るからね・・」と言う。周りは地元の常連ばかりで、暫くするとカラオケが始まった。うるさくてとても飲める雰囲気ではないので早々に退散した。五井はあまり肌に合わない。
No comments:
Post a Comment