今週は友人のT君に誘われジャズを聴きに行った。場所は青山のBlue Note、本場NYの日本拠点である。
その日の目玉はベースのカイル・イーストウッド(Kyle Eastwood)であった。端正な顔立ちと静かな物腰は見ていてスマートだ。それもそのはず、彼は名優クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)の子供である。クリント・イーストウッドは、西部劇、ダーティーハリーの刑事シリーズなど多くの映画に活躍したヒーローだ。調べてみると、2度の結婚+で7人の子供がいるらしいが、カイルはその最初の子供だった。
当日は、ドルフィン・ダンスやモロッコの思い出を綴ったマラケッシュ、シンデレラ等を演奏した。中でもお父さんが映画監督を務めた「硫黄島からの手紙」のテーマソングを奏でたのが印象的だった。日本のファンを意識したかも知れないが、あの激戦をアメリカ人の俳優が映画にして、その息子がそのテーマソングを日本に来てジャズ演奏している。何とも奇妙な感じがしたが、久々に聞いたジャズは快かった。
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