また週末は雨だ。家でゴロゴロ、TVを点けると「ジャッカルの日(The Day of the Jackal)をやっていた。フレドリック・フォーサイスの名作、60年代のドゴール暗殺をテーマにした映画だ。今まで何度か観たが、念入りに準備されたストーリーは見ていて飽きない。
今回面白かったのはそのルートだ。イタリアで銃の準備を整え、同じコート・ダ・ジュールのニースに泊まる。ホテルは有名なネグレスコだ。そこを出発、アルファロメオに乗って一路パリを目指す。途中香水の町グラース(Grasse)で泊まり、Digne, Siesteronを経てGapに抜けようとする。このルートはナポレオンがエルバ島から脱出した際に使った、所謂ナポレオン街道である。
追跡する警察を上手く巻きながら、シャトーホテルに泊まる。そこで未亡人と知り合い彼女の家まで行ってしまう。最後はTulleという駅から列車に乗リ替えパリに向かう。どこかと思って調べてみたら、何とリモージュの地方であった。先のシャトーホテルから西に500Km以上も遠回りしたことになる。
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