ウィンブルドンも佳境に入ってきた。今年の注目はブルガリアのデミトロフ(Grigor Demitrov)選手である。昨夜は準決勝で残念ながらジョコビッチに惜敗してしまったが、そのプレースタイルは見ていて快い。
特に最近少なくなってきたバックのシングルハンドがいい。解説の土橋さんがリトル・フェデラーと言っていたが、体を使ったバックドライブの振りが豪快だ。スライスとの使い分けも旨いし、かつてのサンプラス、エドバーク、女子はエナンを彷彿させる。シングルハンドはリーチが長く見えるので、何より華麗だ。
決勝はフェデラーとジョコビッチになった。フェデラーは2年振り8回目の優勝が懸かっている。優勝回数がサンプラスと並んでいるだけに、勝てば歴代トップになる。年齢的にも最後のチャンスかも知れない。明日が楽しみだ。
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