今年の全英オープンゴルフは、アイルランドのマッキロイが優勝した。地元の新聞は、グローリーローリー(Glory Rory)と称賛していた。母親と抱き合う”勝利の息子”の写真が一面を飾り、父親も賭けに勝利し17万ドルを手にした。
そんな中、この夏休みはアイルランドの田舎を旅した。今度で3回目、緑豊かな風景とケルトの遺跡探索は何度行っても飽きないものがある。例によってレンタカーの後部座席にゴルフバックを積み、ぶらっと立ち寄るゴルフは適度な運動になる。どこも一見さん歓迎なのが快い。そして終わってからのパブ、落ち着いた雰囲気の中で味わうギネスやエイルは最高だ。
このゴルフ&ビールの旅、初っ端は南の港町コーク(Cork)のダグラスゴルフクラブだ。練習グリーンで順番を待っていると、年配の人が話しかけてきた。「私はこのクラブに入って59年になる」と、ボールを10個ほど持ってアプローチをしていた。ゲール語が混じっているのか、ただでさえ聞き辛い英語が余計分からない。パークランドと称するコースはリンクスと違って日本のそれに似ている。フェアウェーは広いが、一度ラフに入るとまずボールは見付からないのが特徴だ。コースが交差していたり、動物の糞が落ちている。
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