Saturday, 28 June 2014

ウィンブルドンの白

また今年もウィンブルドン大会が始まった。日本選手も多く出ていたが、1週間が経ち錦織を除いて姿を消してしまった。やっとグランドスラムに出場した杉田や奈良のプレーは良かった。もう一歩だったが、やはりまだまだ実力差は大きい。

選手を見ていて気が付いたのは、ウェアーの白だ。大会は昔から白基調がルールになっているが、ウェアーのラインや女性選手の下着など微妙にカラフルだったりした。それが今年から殆ど白一色の運用が厳正化されたようだ。そのため、ナダルやマレーなどの襟のないウェアーは、「それって下着?」と間違えてしまう程だ。

それにしても、その白のウェアーは緑の芝に映える。特にこの季節、太陽の日差しが強くなり始める中、何とも言えない品位と清潔感が漂う。元々芝コートはコートが狭く見える錯覚がある。アネックスのコートなど、選手に手の届くように感じてしまう。それが観客との一体感を生むのだが、白と緑、そしてボールのイエローのコントラストが何とも美しい。

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