先のブログで書いたノルマンディーのペガサス橋だが、70周年の式典に参加したチャールズ皇太子も訪れた。橋は英国コマンドがグライダーで強襲、連合軍がフランスで最初に奪回に成功した記念すべき場所だからだ。
橋の袂にあるカフェは、フランスで最初に解放された家として今でも営業を続けている。当時の両親は既に他界し、現在は相続した姉妹が引き継いでいる。訪れる人は、ここでお茶を飲み、当時のポストカードを見ながら歴史の瞬間に浸るのである。
その姉妹が戦車などの陳列品を橋の反対側に確保した土地に移管しようとしたところ、イギリスの関係団体から反対に遭った。余りに史実とかけ離れるといのが理由らしいが、ル・ポアン誌はこれをして「戦いはまだ続いている」という社説を載せていた。些細な事だが、解放の置き土産が多い国だけにトラブルも尽きない。
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