Wednesday, 21 May 2014

マリリン・モンローとJFK

ル・ポアン誌を読んでいたら、マリリン・モンロー(Marliyn Monroe)の面白い記事が出ていた。それはJFKこと、ケネディー大統領の誕生日に彼女が歌ったあの有名な場面であった。モンローはセクシーに「Happy Birthday, Mister President」と囁くように歌い、喝采を浴びた。

実は当日着たドレスが問題だった。ドレスは12000ドル(現在の4百万円程度)と左程高くなかったが、18人の針子が9日掛けて作ったにも拘わらず、舞台に上がる直前まで出来上がらなかった。彼女はそれを待ちながらドン・ペリニオンのシャンパンを飲みいい気分に浸っていた。やっと出来たかと思うとパンパンで、それもあってか下着無しで着た。そして舞台に上がると、今度はドレスの糸が弾けたという。元々のセクシーが益々妖しげな雰囲気になり、加えてお酒が入った歌声は、こうした下地があったという。

そもそもモンローとJFKの関係はこれ以前から公然と言われ、そのせいか当日もジャクリーヌは会場に来なかった。流石関係者は大統領の身を案じたか、その5日後にモンローに対し関係の終焉を告げたという。それから3か月後に彼女は謎の死を遂げた。自殺、他殺・・謎に包まれているが、JFKも1年後には暗殺され世を去った。今から50年も前の事だが、不思議と華やかな世界に魅かれるのである。

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