Wednesday, 23 April 2014

韓国の水難事故

先週韓国の旅客船が転覆した。多くの人々、取り分けこれから人生が始まろうとしていた高校生が多数乗っていた。捜索はまだ続いているが、傍から見ていてもとても居た堪れない気持ちだ。

思い出したのは対馬丸の事件だ。戦争末期に沖縄から本土に疎開した船が、アメリカの潜水艦に撃沈させられた。乗っていたのはやはり子供達で、戦時中とはいえ大きなショックだった。今回の事件もこれから大きな展開が予想される。

それにしても船長や乗組員が、乗客を置き去りにして船を離れたというので信じられない。そういえば2年前のイタリアで起きたコンコルディア号の時もそうだった。それとは対象的に、乗客を冷静に誘導したのはタイタニック号の船長だ。そのタイタニック号だが沈んだのは102年前の4月15日、奇しくも今回の事故の1日前だった。


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