Friday, 11 April 2014

ホッチキスと機関銃

「ホッチキスって英語で何て言ったっけ?」、オフィスの自動化されたホッチキスを見て秘書に聞いてみた。すかさず「それはステイプラー(Stapler)ですよ」と返ってきた。流石に英文科は違う!と感心する。

それにしても本当にステイプラー?、改めて調べてみた。確かにその通りだったが、ホチッキス(Hotchkiss)はフランスの会社の名前(フランス語でオチキス社)だった。キッコーマンが醤油の代名詞になったようなもので、社名が製品名になったようだ。そしてそのステイプラー社は第一次大戦の機関銃のメーカーだった。ロシアに勝った日本陸軍も導入したようだ。道理で昔から見た目が美しいし、文房具にしては強靭さがあった。

そういえば車のプジョーやルノーも、戦時中はタンクや装甲車のメーカーだった。フランスは強かな国だと思っていたが、軍需産業に長けていた。

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