ケリー国務長官が「プーチンは21世にも拘わらず19世紀の振る舞いだ」と非難した。中々言い当てていると思った。それにしてもロシア人とはどういう人種だろう?まず男は体が大きく酒を飲むと暴れる先入観がある。訳の分からない言葉を発せられると怖い。バルト諸国でもBMWに乗った黒服が闊歩していたが、ロシアマフィアという噂だった。そういえばカジノで陣取るのも同じような人だった。先般読んだアンリ・ロワイヤ著「大帝ピョートル」にも、ロシア一行が泊まったロンドンの宿は滅茶苦茶に壊されたと書いてあった。やはり昔からそうだったのかと思った。
ただ女性は別だ。先のソチオリンピックで話題を浚ったのは、プラカードを持ったロシア美女だった。ニュースの解説でも張本が釘付けになったと語っていた。そのロシア美人だが、先日大阪城の天守閣で出会った。遥々階段を上り最上階に着いた時だ。ほっとして眼下の絶景を眺めていると、「すみません、写真を撮ってもらえますか?」と声を掛けられた。見ると金髪の美人であった。頼まれるままにカメラを向けると、まるでモデルのようなポーズを取るではないか!それは絵になるというか、金の鯱(しゃちほこ)をバックにした美しい光景であった。折角だったので、「どこから来たの?」と聞いてみると、流暢な日本語でロシアと答えが返って来た。単なる旅行者とは思えない。学生かモデル将又水商売か、別れてからあれこれ思いを馳せた。
ロシア人って意外と話す機会が少ない。
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