3月27日のル・ポアン誌にガガーリンの話が載っていた。ユーリ・ガガーリン(Youri Gagarine)は世界初の有人飛行に成功したソ連の宇宙飛行士である。その日は、彼が死んでから46年目の日であった。
ガガーリンは1968年のその日、予てから申請していたミグ戦闘機の初飛行に搭乗、墜落し死亡した。34歳の若さであった。死亡の原因は酸素器の故障、観測気球を避け損なった等々諸説あるらしいが定かでない。冷戦最中だったこともあり陰謀説まで囁かれた。形を成さない亡骸の箱が公開されのも、如何にもソ連らしかった。そしてその後、同じ宇宙飛行士だったアレクシー・レノオフにも同じような事故があった。彼はやはり世界初の宇宙遊泳に成功した英雄だったが、操縦していたヘリコプターに2度の爆発音が起きたという。幸い一命を取り留めたが、記事では2人の飛行士が、知らずとKGBの機械になっていったのではないかと疑問視していた。
替え玉と隠蔽体質、そしてNO2を作らないのは旧来のロシアの体質だった。このソ連の事件も、ひょっとしてそうだったのか?と思った記事であった。
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