Tuesday, 11 March 2014

シャドー81

マレーシア航空機が謎の失跡を遂げた。飛び立って間もなくレーダーから消えたという。中国人が多かったのでウイグル自治区のテロか、将又アジアのバミューダトライアングル版か、事件の真相解明が待たれる。

思い出すのは2009年のエアフランス航空の事故だ。リオ・ディジャネイロからパリに向かうエアバス330、これも突然レーダーから消えた。事故は機長が休憩中だったり人為的な要素が強いと言われているが、ボイスレコーダーが発見されるまで2年もかかった。今回も未だに機体が発見されていないところを見ると、原因が判明するまで結構時間が掛かるかも知れない。

飛行機が消えた小説は、ルシアン・ネイハム著の「シャドー81(Shadow 81)」である。かなり昔の本だが、恩師が若い頃翻訳してベストセラーになった。物語はロサンゼルスを飛び立った旅客機が、盗難された戦闘機にハイジャックされるというストーリーだ。戦闘機は低空のためレーダーに映らず、犯人の特定が難航する。大金をそれも誰も殺傷しないで巻き上げる痛快さが売りだ。シャドーとは影のように現れる様子を指しているが、今回もひょっとしてUFOみたいな物体が関係しているのだろうか?

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