Saturday, 14 December 2013

由比正雪、橘中佐、桜海老

静岡はお茶だけかと思っていた。ところが話を聞く内に、中々歴史の宝庫だと分かってきた。代表的なのは由比正雪、江戸時代に幕府に縦を突いた英雄だという。彼があって後に西郷隆盛と山岡雪舟の会談がここ静岡であった。それがなければ、江戸城の無血開城がなかったという。日露戦争の橘中佐もそうだ。駿府城跡地に今でも立派な石碑が建っている。本人は九州出身なのに・・・?と思いきや、静岡連隊の関係らしい。

 
そして桜海老である。桜海老は海老の通称かと思っていたが、駿河湾で取れる海老のみが桜海老と呼ばれるという。深海に生息しているため朝と夕方に浮かんでくる。駿台予備校や駿河台の地名もここから来たらしい。更に最近ではNHKの連ドラに出ている杏もいる。駅の近くにある三菱電機のマスコットガールになっている。タクシーの運転手さんも、駅のどこの柱に彼女の写真が貼ってあるか良く知っている。

何より市内から眺める富士山は迫力があった。当地の桜海老と鯵の天ぷら、黒はんぺん、生シラスの味噌和え、そして地酒お「志太泉」を飲みながら探訪したのであった。

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