Monday, 30 December 2013

第3の銃弾

もうかれこれ1カ月も読んでいる本がある。Stephen Hunter著「The Third Bullet(第3の銃弾)」である。原書で読むと通常の10倍は時間がかかる。それも通勤の車中と限られているので、12月の忘年会シーズンは中々進まない。一杯飲んだ後は、流石横文字はしんどい。そんな中、早くも翻訳版が出てしまった

これにはショックだった。昔神奈川県の丹沢に登ったことがあった。麓から苦労して歩き着いた先は駐車場だったことがあった。今回もそれに近いものがあった。

JFK暗殺については数多くの著書が出ているが、これもオズワルド単独説を疑問視するものだ。主人公は犯行現場になった倉庫に行き、狙撃窓の位置、200ヤードの距離等に首を捻る。現場は今でも当時のまま保存されているので、訪れた人なら誰しも疑問に感じることだ。それだけに親近感があった。日本の比喩も良く出てくる。例えば、「硫黄島の戦いでは勝ったが、オズワルドの戦いでは敗れた」とか、「(日本のポルノ収集とバンコック休暇)を除いて何も見つからなかった」等々 ・・・。冬休みに何とか最後まで辿り着きたい。

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