Saturday, 23 November 2013

ケネディー暗殺50年

今日はケネディー大統領が暗殺されて50年目の日だ。時は1963年11月22日、テキサス州のダラスで事件は起きた。書店にはコーナーが出来るし、多くのメディアが連日記事を載せている。何か新しい事があったのかと、日米同時発売の「ウォーレン委員会50年目の証言(A Crude and Shocking Act)」を読んでみたが、相変わらず事件は闇の中だ。謎が謎呼ぶ殺人事件である。

以前このブログでも書いたが、事件現場の一角はビルを含めて当時のまま博物館として保存されている。訪れた人は、オズワルドが狙った窓から通りを眺めた後、今度は✖印の現場から窓を見上げ、そして首を捻るのである。そもそも、狙撃したとされるビルのパンフレットには、「それはグラシーノールに比べれば小さなビルである」というタイトルである。グラシーノールとは、通りを挟んだ小高い高台のことだ。公開されている8ミリを見ると、3発目の弾丸で大統領の頭は吹き飛ばされているのが、どう見ても後ろからではなく横か前からだ。その犯人が居たのがグラシーノールだった・・・と現場に立った人は思う。それにしても誰が何の目的で・・・?犯人はKGB、カストロ、CIA、FBI、地元のKKKなど、記念館にはその陰謀説がパネルで整理されているから驚きだ。

情報公開は2039年というからまだ26年もある。生きていて真実を知りたいと思うのは私だけではないだろう。まるで昨日の事のような出来事だが、大統領までも殺される国には背筋が寒くなるのである。




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