漫画家のやなせたかしさんが亡くなった。「手のひらに太陽を」の作詞も手がけたとは知らなかったが、その代表作アンパンマンは多くの人に影響を残した。
私はアンパンマン体操の歌が好きだ。「もしも自信をなくして挫けそうになっても、いい事だけいい事だけ思い出そう!」のフレーズがとても気に入っている。今でも何かあると口ずさんでは元気になる。一昔前はひょっこり瓢箪島があった。やはり、「苦しいこともあるだろう、悲しいこともあるだろう、だけど僕らは挫けない、進めひょっこり瓢箪島!」の歌だ。
やなせさんは、生きる続けることの大切さを生涯訴え続けた人だ。その執念はどこから来たのだろう。一説に弟さんが学徒で出征し、特攻で亡くなったと聞いたことがある。その戦争体験が、美味しいパンを主人公にした話にも繋っていたらしい。アンパンマンは日本の子供なら誰でも潜る門だ。バイキンマンをやっつけるアンパンチを経て男の子は大きくなっていく。そして大人になっても純粋な子供時代を忘れないように、土産を残してくれたのがやなせさんだった。アンパンマンは今の僕らでもあるのだ!
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