ブラックベリーが身売りされるという。数年前までビジネスマンの大きな武器だったのが、今やアイフォーンに圧されたという。
ブラックベリーは、キーボードが突起していて、太い指でも容易に文字打ちで来きた。とても使い良く、黒くガッチリしたボディーは落ちても頑丈だった。そして何よりその機能がずば抜けていた。当時の日本の携帯は海外に持って行くと通じないことが多かったが、ブラックベリーは世界どこでも繋がった。オバマ大統領も早くから持っていたように、欧米を中心に重用されたようだ。
最初に見たのは、2005-6年だったか、良く日本に来ていたドイツ人が持っていた。今でこそ当たり前だが、メール、国際電話は掛け放題、ワンセグで喜んでいた日本の携帯電話とは格の違いがあった。それはある意味のステータスシンボルだった。同じ電話機でも、初期のダイナースカードのような重みがあった。それだけに今回の事は、10年ひと昔を感じたのだった。
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