Monday, 16 September 2013

ゴルフは質素に

スコットランドの旅で、ゴルフは3か所回った。いずれもぶらっと行き、「これから1ラウンドしたいんですが・・」と頼むと、快諾してもらった。セントアンドリュースを除けば、どこもおじさん、おばさんが一人で受け付けしていた。昨年テキサスで廻った時もそうだった。日本で同じように外人がゴルフクラブに行ったらどうなるのだろう?ホテル紛いの受付で、丁重に断られるのが落ちだろう。でもどうして・・・?

世界のゴルフ場で一番多いのは勿論アメリカだ。2位は英国、そして3位はなんと日本である。その数2300コースもあり、その半分は平成のバブル期以降に出来たという。未だに混んでいるのは、ゴルフ場1つ当たりの人口が、英国が20千人に対し日本は50千人と多いせいだ。それに、まだまだプレー代がバカ高い。先日TVを観ていたら、誰かが「それはメンバー制だからですよ」と言っていた。日本特有のシステムだが、そのメンバーの殆どが団塊世代、そろそろ鬼籍に入る準備の年齢だ。

今更、会員権の値段がバブル時に戻る訳はない。だったらお金のことは忘れたらどうだろう。どうぜ子供・孫に行く会員権相場、だったら生きている内に安いプレーが出来ればそれでいいではないか。クラブの従業員なんて3-4人いれば十分だ。例えば豪華なレストラン、コンビニのお握りがあれば十分と思っている人は多いだろう。潰すのが偲び難いなら、結婚式や地元のクラス会、高齢化社会だから銀婚式、還暦祝い等々に貸し出せばいい。風呂は銭湯組合、コース整備は土建屋のXX組、管理は治安会社・・・。欲を捨て「質素」をモットーにすれば、必ずいいクラブが出来るはずだ。

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