Sunday, 15 September 2013

クラシック音楽と東京の街

会社の帰り道、後ろから同僚のYさんに声を掛けられた。これからオペラシティーに都響を聴きに行くというのでウキウキしている。クラシックのがファンで、年に20-30回は通うと云う。帰り菅らコンサートの話題に華が咲いた。

御当人によると、今や日本のクラシックレベルは世界一だという。当たり外れがないというか、いつ行ってもそこそこの満足が得られるらしい。確かに先日もブラームス国際コンクールでも日本人が優勝したニュースが出ていたが、今や世界のコンクールで入賞するのは珍しいことでなくなった。理由については定かでないが、いずれも90年代のバブル期に生まれた人々だ。経済的に後押しがあったことは確かだろう。

それにしても東京は恵まれている。毎日どこかで音楽会が披かれているし、最近はストリート音楽も盛んだ。昔ドイツのボンでタクシーに乗ったことがある。運転手のお爺さんが、クラシックを聴きながら客待ちをしていたのが印象的だった。街のどこからかバッハの無伴奏が聞こえてきたり、生活の中に音楽が溶け込んでいる。あとは静かな環境が欲しい。

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