Monday, 29 July 2013

ハンター・メイハンの棄権


ゴルフのカナダオープンで、2日目まで首位に立っていた選手が棄権して帰ってしまった。理由は奥さんの分娩に付き合うためだと聞いて驚いた。勝てば1百万ドルが入るのに・・・。選手はアメリカのハンター・メイハン、今日無事女の子が生まれたらしい。



それを聞いて思い出しのは、映画「炎のランナー」だ。オリンピック代表に選ばれ、いざ走ろうと思った矢先、出走日が休日と聞いて棄権した。信心深いキリスト教の選手だったことが原因だった。

先日も日本で代表を勤める英国人が、思春期の子供と分けれて暮らすのは大事な時期を逃す、と家族を優先して会社を辞めてしまった。同じようなことは、ある欧州企業との合弁交渉の時だった。夏から続いた交渉が長引き12月に入った。年内に決着と思って意気込んでいたのに、クリスマスが近くなると皆何気ない顔をして次々と休みを取り帰ってしまった。ハンター・メイハンだけでなく、あちらの人は、何か人生の優先順位が違う気がする。

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