久々にサントリーホールにクラシックを聴きに行った。東京フィルの演奏で、最初はでブラームスのバイオリン協奏曲だ。登場したのは前橋汀子さんだった。赤いドレスに身を包み、尻上がりに熱気が入るのを感じた。とても70歳とは思えない、凄い迫力だった。
2曲目はベルリオーズの幻想交響曲だ。プログラムを見ると、原題はSymphonie fantastiqueとある。直訳すれば「素晴らしい交響曲」だろう。何度か聞いたことはあったが、第2楽章を除けば分かり難い曲だ。一目ぼれした英国人女優に着想した曲らしい。彼女とは3年後に結婚したのでハッピーかと思いきや、現実はそうでもないらしかった。聴いていて、すっきりしないのはそのせいだろか?
彼はフランス人で、長くパリのモンマルトルに住んでいた。お墓もモンマルトル墓地にあり、以前訪れたことがあった。近くに親交のあったスタンダールやバルザックが眠っていた。お墓には、最初の奥さんの死後結婚した女性と3人が入っていた。それにしても、たまにはクラシックもいいものだ。
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