NHKのワシントン支局長が女性になった。見ていて安心感がありいい人選だったと思ったが、何とあの田中邦衛の娘さんだと聞いて驚いた。
田中邦衛と云えば、脇役ではいぶし銀のようなの芸人だ。思い出すのは北の国からの五郎だ。富良野の大地に根を張り、素朴で正直な人柄は多くの人の心を打った。特にドラマの後半で遺言を書くシーンがあった。書いては破り、そのうち墨と涙で顔が真っ黒になってしまう・・・、田中さんならではの名演技だった。
そもそも田中さんは昔から年齢不詳の人だった。最初に見たのは60年代の若大将シリーズの青大将だ。とても大学生とは思えない設定だったが不思議と嵌っていた。親の七光りでバカ息子、遊び人だがヒトは良く、スミちゃんを追っかけては最後は若大将にボコボコにされてしまう、ワンパターンの筋書きにピッタシだった。あの時代にはそんな奴が一人二人いたものだ。その娘さんが今アメリカからニュースを伝えている。とても不思議な気がする。
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