Saturday, 20 April 2013

水素エネルギー

パシフィコ横浜に、「神奈川発、水素革命」の話を聞きに行った。何やら今日は、東名の海老名SAに水素ステーションが開設された記念すべき日だという。水素燃料で走る車は2015年から販売されるらしいが、そのインフラ作りの一環だと云う。司会は神奈川県知事の黒岩さんだった。どこかで見た人かと思ったら、元フジTVのキャスター、どうりで話し方が上手かった。
 
水素と云われても目に見えないし、どこか掘れば出て来る物でもないの実感が伴わない。元々理科は苦手な事もあり、殆ど無縁の世界である。ただ聞いている内に、水素の原料は水なので、安価、生産が無限、貯蔵可能、CO2が出ない等々・・・いいこと尽くめ、だから期待できるのだという事が分かってきた。何より日本の開発技術は世界一らしい。確かにいつまでも化石燃料を使う訳にも行かない。特に3.11以降、原発も当てに出来なくなった。30年ほど前に、落合信彦が水が石油に代わるという小説を書いていたが、今やそれが現実になろうとしている。

日本の新エネはまだまだだ。風力発電がそのいい例である。ドイツやオランダは国の風景が変わるのではないかと思うほど、あちこちに風車が立っている。アメリカも、西部劇に出てくる砂漠の岩山が風車で埋め尽くされ出した。水素ステーションは、取り敢えず100個所を目指すという。多くの人々の熱意も感じるので、陰ながら応援したい。

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