Monday, 7 January 2013

バイロン・ウィンの予想


今年は年初から株価が上がっている。景気は良さそうだ、アメリカ経済が回復している・・・と思っていた。ところが、先日発表されたバイロン・ウィン氏による2013年予想では思わぬ結果が出てきた。

バイロン・ウィン氏はエコノミストとして、長年年末に翌年の10大ビックリ予想をしている。風物詩として、毎年私も楽しみにしている。ただ今回は、S&Pが1,300を割り、金融規制強化で金融株が下がり、欧州も無理が祟り株価は10%低下など、欧米経済についてとても悲観的だった。思わぬ見通しに出鼻を挫かれてしまった。一方で原油は中東依存低下で70ドル割れ、金は1,900ドルを超えるという。ただ日本はというと、円は100円を超え、日経225も12,000円を超えると云うので、我々にとっては少し明るい年になりそうだ。

同氏の予想は、今までどちらかというと経済は楽観、政治は悲観の印象が強かったように思う。その意味で、やや経済を悲観視しているのが少し気になった。2011年、2012年と予想の半分は当たった。果たして今年はどうなるのだろう?

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