老後はどこに行ったらいいのだろう? 「アメリカ人逃避マガジン(EFAM)」には、アメリカ人の33万人がヨーロッパに移っているという。所詮出戻りではと思ったが、意外と面白い場所に住んでいる。
それによると、ベスト5は、キプロス、スペインの島々、クロアチア、アイルランド、そしてブルガリアだった。年金生活のため、まず物価の安さが必須だ。そして気候、暖かいこと、3番目には文化だ。この要素が楽園ではないが、晩節を全うするに欠かせない条件のようだ。特に文化=宗教は大きい。スペイン、クロアチア、アイルランドは根っからのカソリック、キプロスとブルガリアは土地柄ロシア正教だが根っこはローマカソリック等々、結局居心地がいいのはやはり寛容で常識が通じるなキリスト教、特にカソリックの国だった。
最近の日本人はマレーシアに移る人が多い。物価が安いかららしいが、私にはイスラム国家が心良いとは思えない。実は前述のベスト5の内、3つに共通するものがある。それは島である。日本人は不便と思いつつ留まっているのは、そんな地形の恵みが関係しているのかも知れない。
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