Saturday, 29 December 2012

JFKとアメリカの裏社会

12月に入りアメリカで乱射事件があった。児童26人が犠牲になり、改めて銃社会が問われている。

今年も暮れようとしている。今年一番印象に残ったことを挙げれば、やはりダラスのJFK暗殺現場だろう。今から49年前の1963年11月22日、時の米大統領ケネディーがここで暗殺された。子供心に大変なことが起こった感じた。現場は今でも当時のまま周囲の建物が保存されており、犯人とされたオズワルドが狙った倉庫の一室も残されていた。訪れた世界の多くの人々は、まるで昨日のことのように、道路の×印の狙撃地点に立ち、そこからビルを見上げては首を傾げるのであった。

記念館のパンフレットのタイトルは、「それはグラッシー・ノールの横にある小さなビルに過ぎない」である。グラッシー・ノールとは、銃撃された時に正面にあった小さな丘のことである。映画JFKでも魔法の銃弾のことが説明されているが、訪れた人なら誰しもこの丘から発砲されたと思わざるを得ない。では一体誰が何のために・・・?。CIA、軍需産業等々、その瞬間にアメリカの知られざる大きな裏社会を感じて怖くなったのだ。

1 comment:

バルクキャリアー said...

10年くらい前、ダラス・フォートワース空港で乗り換え時間が4時間くらいあったので、空港からタクシーでケネディ暗殺の場所を尋ねてみました。現場にはちょっとしか居られなかったけれど、やはりアメリカの闇を感じたものでした。歴史にIFはないものの、もしケネディが生きていたら世界はどう変わっていたでしょうか。